書籍: 女が女になること
作者: 三砂 ちづる
出版社: 藤原書店
月経、妊娠、出産、子育て……女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。
◎セクシャル・マイノリティや産まない/産めない女性の権利は重要だが、マジョリティであるはずの男女の間の未婚、セックスレス、少子化や、現実の出産と育児にはどう向き合うのか。
◎「仕事と家事・育児の両立」が喧しいが、問題は両立や経済だけではなく、男に抱きとめられ、子どもを産み育て、性と生殖を担う女のからだの喜びが見失われていることではないか。
◎見失われつつある女たちの家族への「祈り」と家での「働き」を、どうすれば今、肯定的に取り戻せるか?