2016年2月29日月曜日

歴史認識とは何か〈日露戦争からアジア太平洋戦争まで)

「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の放送日:2016/2/29~

書籍: 歴史認識とは何か

作者: 細谷 雄一

出版社: 新潮選書


右でも左でもない「史実」をつかむ必読書。

なぜ今も昔も日本の「正義」は世界で通用しないのか――国際社会との「ずれ」の根源に迫る歴史シリーズ第一弾。

日露、第一次大戦の勝利によって、世界の列強の仲間入りを果たした日本。

しかし、戦間期に生じた新しい潮流を見誤り、五大国から転落していく。

その三〇年の軌跡を描き、日本人の認識構造の欠陥を読みとく。


2016年2月15日月曜日

どうして責任を取ることが不可能なのか

「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の放送日:2016/2/15~

書籍: 困難な成熟

作者: 内田樹

出版社: 夜間飛行


ひとつ目の問いはこうでした。

 「責任を取るということは可能でしょうか」 僕の答えはシンプルです。

 「不可能です」 以上、おしまい。

シンプルですよね。

でも、どうして責任を取るということが不可能なのか、 その理路を語るためには、 ずいぶん長いお話に付き合ってもらわなければなりません。

 トイレに行きたい人は今のうちに、 コーヒーなんか飲みながらのほうがいいなと 思う人は今のうちにお支度をどうぞ。

さて、用意はよろしいですか。では、話を始めます。 ――(本文より)


2016年2月1日月曜日

タモリの人生を戦後ニッポンに当てはめてみた

「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の放送日:2016/2/1~, 3/28~

書籍: タモリと戦後ニッポン

作者: 近藤正高

出版社: 講談社現代新書


終戦直後に生まれ古希を迎えた 稀代の司会者の半生と、 敗戦から70年が経過した日本。

双方を重ね合わせることで、 あらためて戦後ニッポンの歩みを 検証・考察した、新感覚現代史!

まったくあたらしいタモリ本! タモリとは「日本の戦後」そのものだった!