書籍: 日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動
作者: 三浦 展
出版社: 光文社新書
2035年、「一人暮し世帯」が1846万世帯となる。逆に、かつて主流だった「夫婦と子 ども世帯」は1153万世帯に減る。
平均的だと思っていた日本の家族像というものは、 もはや過去のものになりつつあるのだ。
また、「一人暮らし」というと、未婚の若者といったイメージが強かったが、今後20 代、30代の一人暮らしは減り、代わりに高齢者のおひとりさまが急増する。
「超おひとりさま社会」になることを前提に、社会全体を見直さなくてはならない。 個人化・孤立化が進む中、日本の消費はどう変わっていくのか。
モノを買わない時代、人々は何を求めているのか。 キーワードは「シェア」と「共費」。
さまざまな地域や企業の取り組みを紹介しつつ、日本社会のゆくえを予測する。