2016年11月7日月曜日

日本人は中国とは異なる漢字文化を作り上げた

「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の放送日:2016/11/7~

書籍: 日本人と漢字

作者: 笹原宏之

出版社: 集英社インターナショナル


「日本人ほど漢字にこだわった人々はいない」

中国から輸入した漢字を、日本人はその繊細さと情緒の豊かさで、独自のものに変えてきた。

中国では漢字の音が重視されたが、日本人は形や意味も尊重し、中国とは異なる漢字文化をつくりあげた。

本書では、漢字の変化の歴史を追い、一つひとつの漢字には文化や民族、時代の変遷まで内包されていることを紹介する。

・「海老フライ」と「蛯フライ」、どちらがしっくりくる?

・「民」という漢字は、奴隷をあらわしていた?

・ドナー(donor)と旦那は、サンスクリット語(ダーナ)が共通の語源だった。

・「卵かけご飯」か「玉子かけご飯」か。それとも「TKG」?

・もっともシンプルな漢字、「丨」(こん)の意味とは?

・人名用漢字の追加はどのように決定されている?

漢字は丸暗記するものと思っていたら大間違い。

読めば漢字が楽しくなる!